A.工事の際に使用する車両を管理する安全書類です。主に工事用車両届と通勤用車両届の2つに分類されています。
工事用車両届とは、工事現場に入っている工事車両を管理するための安全書類です。
該当するのは、トラックや生コン車などの現場で利用されている車両を指します。
通勤用車両届とは、会社から現場に向かう際使用する車両を管理するための安全書類です。該当するのは、会社から現場間の移動のみで利用されている車両を指します。
もし、現場での作業中や通勤途中に事故や災害に見舞われてしまった場合のために、必要な書類が工事・通勤用車両届です。
特に現場では複数の協力会社が集まって作業を進めるため、万一事故が起きた場合の責任の所在を確認するのに重要になります。
車両届の作成方法は、車両届を作成するを参照してください。
車両届を作成した後は?
車両を所有する全ての会社が会社ごとに作成する必要があり、1次請が2次請以下の安全書類を回収後、元請企業へ提出します。
また、自社より下位の会社の工事・通勤用車両届を代行して作成する場合もあります。
工事・通勤用車両届を作成する前の注意
運転者が変わった場合はその都度提出する必要があります。
同じ車両でも運転手が変われば、新しく書類を作成して提出しなければなりません。